鉛温泉藤三旅館は、岩手県中部の花巻市にある、温泉旅館。川沿いにいくつか並ぶ温泉の最奥です。川沿いにいくつもの棟が並ぶ大きな旅館で、内湯も数か所にあります。なかでも「白猿の湯」は有名です。廊下から扉を開けると丸い風呂が目下に見え、一層低い所へ降りていく階段が。まれにある、立って入るスタイルのお風呂です。ちなみに「日本一深い自噴天然岩風呂」だそうです。 旅館部・湯治部がありますが、旅館部の本館は総けやき造りの堅牢な木造3階建てです。以前は湯治部の一部分が怖いくらいに味のある建物だったのですが、今ではきれいな旅館部に建て替えられました。接合する新館にエレベータがあり、だれでも安心して泊まれる宿です。